東大阪市の観光案内

文化財

横枕春日神社)

横枕春日神社が創建された年代は不詳ですが、横枕村は江戸時代の中頃まで旧大和川支流(菱江川)に面し、再三の洪水に悩まされていたため、この神社を祀ったといわれています。

 

近鉄荒本駅下車、南へ約200m

日吉神社

日吉神社は、江戸時代以前には現在の高倉墓地のところにあったと伝えられ、もと大山咋命(おおやまくいのみこと)を祀っています。安産の御守札を出していて、村中で難産する人はなかったということです。

 

近鉄荒本駅下車、北東へ約500m

 

六郷神社

明治39年の神社整理令により、春日神社(横枕)、日吉神社(中野)と本庄・箕輪・古箕輪の八幡神社の五社は、本庄の八幡神社に合祀されて六郷神社となりましたが、昭和20年代に各神社は旧地に復社されました。標石に「元八幡・六郷神社」とあります。覆屋(おおいや)内の一間社流造り(いっけんしゃながれづくり)、銅板葺の本殿は江戸中期の建物で、応神天皇を祀っています。

 

近鉄荒本駅下車、北東へ約600m

吉原地蔵石仏

吉原地蔵は西光寺門前の地蔵堂の中にあり、花こう岩の自然石を刻んだ鎌倉時代末期の石仏で、総高は2mあります。市内で最も大きい石仏で、大阪府の有形文化財に指定されています

 

近鉄バス箕輪口下車、東へ約300m

諏訪神社(本殿)

諏訪神社は、天文元年(1532年)の古文書「氏神三社興立記」によると、戦国の世にこの地を拓いた信濃国諏原の住人、諏訪連(すわのむらじ)の子孫が諏訪の神を勧請したもので、社名の由来になっています。本殿は、一間社流造り、柿葺(こけらぶき)で、建築様式から室町時代末期の特徴を残し、江戸時代初頭の修理を経ていますが、全体として室町時代の古材が、よく残っています。市域最古の神社建築として重要で、市の指定文化財です。

近鉄吉田駅下車、北西へ約600m

 

川中家と屋敷林

川中家は、大和川付替工事に功績のあった中甚兵衛ゆかりの家で、昭和59年9月、大阪府下で初めて「今米緑地保全地区」として、川中邸(約5000m2)が指定されました。
急速な市街化から緑を守るため市街地の屋敷林が指定されたのは全国的に珍しいもので、ムクノキ・アラカシなど約80種270本の高木のほか、野鳥や小動物、昆虫などが数多く生息しています。
屋敷林の見学は、春期―3月上旬から6月上旬まで秋期―10月上旬から12月上旬まで です。それ以外は整備のため見学できません。
見学ご希望の方は、前もって連絡してください。

近鉄吉田駅下車、北へ約200m

072-961-5050

中甚兵衛顕彰碑

碑は今米公園の中にあります。
中甚兵衛は、今米の庄屋で、それまで氾濫を繰り返し住民を来るしめていた大和川の付替工事を実現した(宝永元年1704年)郷土の偉人です。
大正4年に、中甚兵衛の功労に対し従五位が贈られたのを記念して建立されました。

 

近鉄吉田駅下車、北へ約100m